11/9(土)定年女子カフェのレポート

毎月第2土曜日に開催している定年女子カフェの奇数月は「とくいなタイム」(※)を行っています。

今回の「とくいニスト」は、何度かの転職を経て勤務した放送局を55歳で早期退職し、いろいろな経験を経て、今は大好きなボードゲームを通じてコミュニティづくりを進めている定年女子。一人暮らしだからこそ、ゆるいつながりを自ら作ろうと考えて進めている活動についてうかがうとともに、一緒にボードゲーム体験をしながら、その楽しさを体感しました。

※とくいなタイム:定年女子はみんな、豊富な経験や何か得意なこと、知見を持っている。その得意なコトをちょこっと教えてもらいたい…。そんなことから始まった定年女子カフェ「とくいなタイム」は、教えてくれる定年女子=「とくいニスト」から、みんなで話を聞く時間です。

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■日時:11月9日(土)※リアルのみ開催
1回目 13:30~15:30
2回目 16:30~18:30

■テーマ:私の定年女子ライフ ~ボードゲーム会による同年代&地域コミュニティづくり~

■とくいニスト:林理江さん
【プロフィール】
愛知県出身。東京で就職し、放送局など何度か転職した後、55歳の時に会社を早期退職。その後、自分のブログ(現在は閉鎖)を通じた同年代オフ会を主催したり、保護猫ボランティアを行ったりと、様々なコミュニティを作ったり関わったりしている。

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今月も、多数の方が参加されました。同世代の人の話や考えが聞きたい、これからどんなふうに暮らして行くかを考えたい、仲間づくりコミュニティづくりに興味がある、ボードゲームそのものに興味がある等々、参加理由はいろいろです。

あなたは「ボードゲーム」と聞くと何を思い浮かべますか? 一般的には「人生ゲーム」と答える人が多いそうです。でもボードゲーム好きの人たちのあいだでは、「人生ゲーム」をする人はあまりいないのだとか。

はじめに林さんから、ご自身の簡単なプロフィールと共に、早期退職後にどんなことをしてきたかのお話がありました。退職と同時にブログを始め、相当数の読者がつくようになり、読者のオフ会を開くまでになり…。

仕事を辞めると人とのつながりが減るので、林さんはコミュニティに入るか、作るかの必要性を感じていたそうで、ブログ読者のオフ会は同年代コミュニティを作ろうという思いに合致していました。しかしそこにコロナ禍がやってきます。オフ会どころじゃなくなってしまい、オンラインで好きだったボードゲームで遊びまくるようになりました。

それをきっかけに、コロナ禍後にボードゲーム会を通じたコミュニティづくりをしようと決意するに至ったのです。そこには、ブログ読者のオフ会開催経験が活きていました。

ボードゲーム会なら、ブログ読者オフ会の「主催者↔参加者」の関係から、「参加者↔参加者」の関係に変わりそうだし、ボードゲームは趣味のない人にも楽しんでもらえるし、何より定年女子世代にぴったりと考えたのです。たとえば、ゲームなら脳トレができる(=ボケ防止)、ゲームは「笑うこと」と「おしゃべり」がたくさんできる、遊びながら自然に仲良くなれる、などなど。

「おとな女子ボードゲーム会」を始めて1年半。林さんが目指しているのは、ゆる~く心地よい距離感と、長く続くコミュニティづくりなので、主催者として程よい人数をキープすることや参加者への目配りにも心がけているそうです。

林さんの話を聞いた後には、参加者みんなでボードゲーム体験会が始まりました。
13:30からの回ではグループに分かれて、「DOBBLE」「ブロックス」「忍者バナナ」「ナインタイル」を、16:30からの回では、「タイムボム」を、ワイワイ言いながら楽しみました。

終了後、ボードゲームを通じて仲間づくりを進める林さんの活動に参加したいという人も続々。
定年女子カフェをきっかけに、こうしていろんな仲間づくりができていくのもうれしい化学反応です。

ご参加の皆さん、どうもありがとうございました!

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次回の定年女子カフェは12月14日(土)、「しゃべり会」です。
テーマは、「”私”の今年1年をふりかえる 」

オンラインとリアル、両方開催します。ただいま参加申込受付中。
皆さんのご参加をお待ちしています!