2023-06-12 / 最終更新日時 : 2023-09-16 teinenjoshi_master しゃべり会のレポート 6/10(土)定年女子カフェのレポート 6月の定年女子カフェはテーマを決めて自由に語り合うしゃべり会。定年女子の「やりがい」や「生きがい」にフォーカスしました。リアルもオンラインも、Facebookグループをきっかけに参加したという初参加の方が多数いらっしゃいました。★★★★★★◇日 時:6月10日(土)1回目 13:00~14:302回目 16:00~17:30◇テーマ:これまでのやりがい、これからの生きがい *リアルとオンラインのハイブリッド開催★★★★★★ 各回とも、まず超簡単な自己紹介をしてからスタート。リアルグループとオンライングループに分かれて、それぞれがテーマについて、自分自身はどんなふうに考えているかを話し、そこから相互に質問したり、感想を言い合ったり…。あっという間に時間がきて、最後にひと言感想を言い合って終了となりました。★★★ 働き続けてきた定年女子らしく、仕事がやりがい、仕事でワクワクしてる、という話も出てきました。仕事の場面ではそりゃあいろいろあるけれど、定年女子あるある、ではないでしょうか。でもそういうこと、職場ではいいにくいから、なんとなくしんどいけど働いている、みたいな風を装っている、とか。仕事が好き、楽しいことを正直に言えてよかった、という人も(笑)。がんばってきたという自信があるからこその言葉ですね。定年女子だって、多くの男性のように「家族を支えるために働いてきた」という側面もあるかもしれませんが、私たちの時代背景を考えれば働くことを選択してきた少数派ならではだなあ、と思いました。私たちは仕事のどこにやりがいを感じていたのだろう?そこには居場所があるから、求められている実感があるから、「ありがとう」と言われる場だから、などなどの話題も。これはまさに、これからの生きがいのヒントそのものかもしれませんね。★★★ 参加者の中には、50歳を超えてから初めて正社員として就職した人、50代半ばで転職した人もいました。定年が近づいて会社では働き方の変化を求められている状況にある別の参加者は、「私もそろそろ終わり?フェイドアウトかなと思って参加したけれど、これからまた新しい世界?」とびっくりしており、新しい世界の可能性を感じて刺激を受けたようでした。★★★ 別のグループでは、全員が50歳前後で人生の転機を迎えていました。それも生きがいのきっかけを得る転機です。その転機は、偶然の出会いだったり、アクシデントや災害がきっかけで訪れ、働き方の変化、ひょんなことで始めた趣味、ペットロスをきっかけに訪れたボランティア団体との出合いなどにつながっていました。50歳前後って、人生折り返しを超えてちょっと立ち止まるのかも、ね。そこから新しい自分の「軸」を得た人がいる反面、転機をきっかけに始めた「やりがい」が年齢的に続けられなくなる不安を感じ初めている人も。60歳70歳はみんなけっこう元気だけれど、80歳90歳まではなかなかもたない。だから定年後は元気なうちに自分の好きなことのために時間を使いたいと話し、道筋を立てて歩を進めている人もいました。★★★ グループによって出た話題はいろいろでした。まさに人生はいろいろ、やりがいも生きがいも、人によって、これまでの人生経験によってさらにいろいろだなあ、と実感します。これからのことを考えるにしても、自分の人生経験からしかなかなか考えられないものだけれど、人のやりがいや生きがい、考え方を聞くことで、自分では思いもつかなかった新しい視点が得られるのも、定年女子カフェの魅力かもしれません。いろんな人のいろんな考え方に触れ、自分も話してみると、堂々巡りしていた自分の考えが整理されることもあるし、これまでの凝り固まった価値観がやわらかくなったりひっくりかえったりして、これからの自分にとってよりよい選択ができればと願っています。定年女子カフェでは、「初めて会った人なのに、こんなに話せちゃって不思議」「こういう話ができる場所がなかった」「話しているうちに自分の考えがまとまってくる」「いろんな人がいて、話を聞くだけですごく参考になる」「なんか元気になってきた」「おもしろそう、ちょっとやってみようかな」という声がよく聞かれます。定年女子カフェのしゃべり会は、偶数月第2土曜日の開催です。悩みや不安は尽きないのは、定年女子皆同じ。元気をもらったり、気づきをもらったりと、おしゃべりの力は大きいと信じて、いろいろおしゃべりしながら、少し改善されればうれしいですね。あなたも参加してみませんか。 ★★★★★★次回、7月8日(土)の定年女子カフェは「とくいなタイム」。テーマは、「『自分史』発想で、自分のストーリーをまとめてみよう」 この先のことを考えるきっかけとして、自分のストーリーをまとめながら、これからの可能性を考えてみませんか?とくいニストは、人生の節目や転機に、思いを自分の言葉でつづって残す「自分史」づくりを広める活動を始めている定年女子の宮野真有さんです。くわしくはこちら皆様のご参加、お待ちしています。