8/12(土)定年女子カフェのレポート
8月の定年女子カフェは自由に語り合うしゃべり会。
いつもは1日に2回行う定年女子カフェですが、ちょうどお盆突入の時期に重なったので、1回だけの開催で、ゆるやかなテーマで開催となりました。
オンラインでは、初参加の方が多数でした。
一方、リアルの方は、今回はこれまでに定年女子カフェに何度か参加したことがある人ばかりだったので、「こんにちは~」「元気だった?」「久しぶり!」と相互に声がかかり、始まる前から和気あいあい。
★★★★★★
◇日 時:8月12日(土)14:00~15:30
◇テーマ:わたしの“こころの栄養”
*リアルとオンラインのハイブリッド開催
★★★★★★
定年女子から時々聞くのが、「気持ち」や「心」のはなし。
体力だけでなく気力が衰えてきたのを実感した、
この先は心の張り合いを何に持てばよいか不安を感じる、
自分の居場所はどこ?
余った時間をどう過ごすのかしら?
これから働き続ける気力が持ちそうにない、
将来時間を持て余して退屈しそうな気がする、などなど。
長く働いてきた定年女子は、気づくと自分を労わったり、喜ばせたりすることを忘れがちかも?!
そんなわけで、8月は自分の「こころ」をどうやっていたわっているのか、どうやって栄養を与えているのかをしゃべり合いました。
いつものように、まず超簡単な自己紹介をしてからスタートです。
リアルグループとオンライングループに分かれて、それぞれがテーマについて、自分自身はどんなふうに考えているかを話し、そこから相互に質問したり、感想を言い合ったり…。
あっという間に時間がきて、最後にひと言感想を言い合って終了となりました。
★★★★★★
最初は「”こころの栄養”って言われても? よくわからない…」そんな話から始まったのですが、話し進んでいくうちに、いろんな話が飛び出し、聞いてみればみんなから「うわぁ~!すごい!」という声もわきあがるくらい。
「それ参考になる」「私もやってみよう」「おもしろそうね」などと盛り上がりました。
その一部をご紹介しましょう。
リアルの方では、2年前から突如推し活をするようになったと話し始めた人がいました。
そこからSNSで知り合いができ、全国を遠征してリフレッシュしているのだとか。
すると、たのきんトリオの時代から推し活歴数十年という別の人も! コロナ前は、韓流の推しのため訪韓歴50回とか?!
これには一同びっくり!でした。
でも、今は推しがいなくて心の栄養は何かと考えることもあるそうです。
何人もの人から「緑や自然の力をこころの栄養にしている」という話もありました。
付き添いで行った高年齢の方々とのハイキングで思いのほか自分が楽しんでしまった、
公園でのランチが自分のホッとする時間、
暑くても緑に癒される、
朝の散歩をする、
川沿いを歩くと心が整う、などなど。
そうやって歩かないと体調が崩れると、コロナ禍でわかったのだそうです。
オンラインの方では、片づけが心の栄養だと語った人もいました。
よくよく聞いてみると、彼女はどんどん物を捨ててスッキリしたそうです。食器棚を捨てた話にはみんなでびっくり!
ミュージカル、宝塚など、観劇が心の栄養だという人も。
お金がかかるから、厳選して観るようにしているようです。
そういう栄養なら、働くモチベーションにもなるでしょう。お仕事もがんばれそうですね。
ペットとのふれあい、
接骨院でのマッサージを継続(一回700円!)
「7つの習慣」※を実践していた、なんて話も。
※「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著:成功者たちの共通点を観察し、その原則を「7つの習慣」としてまとめた自己啓発本として、世界的なベストセラー。
おいしいものを食べること、という人も。
心の栄養は、カラダの栄養でもありますね。
マインドフルネスが栄養になっていると言う人は、数年前?からマインドフルネスを学び始めており、それが役に立っているそうです。
筋トレを始めた人もいました。
彼女は、定年女子FBグループで話題になった「5行日記」を知って、早速実践。
毎日どんな筋トレをしたかを、その「5行日記」につけているのだとか。
筋トレが三日坊主にならずに続いているのは、「5行日記」のおかげだそうです。
実はこの「5行日記」のFBグループの話題は、自分史をテーマにした7月の定年女子カフェの参加者が投稿したものでした。
カフェで、「10年日記」「5年日記」とともに参加者の間で話題になったのを受けての話でした。
こんな風に、定年女子間で情報が巡っていくのもおもしろいなあ、と感じました。
皆さん小さな事柄を心の栄養にしているようですね。
つくづく感じたのは、参加者のどなたも自分はこうしたいという思いを持っていること。
例えば推し活をしても、周りに流されていくことは決してなく、ご自身を俯瞰する目を持っているし、仕事が忙しくてもご自分の責任感から対応していて、その中での心の栄養を考えていました。もしかして、そんなことは心の栄養にならないのかもしれないと思いながらも、実はしっかり栄養となっている。そんな風に、迷いの心を再確認する場にもなったように思いました。(スタッフ)
途中で、毎日の仕事が本当に忙しくて、心の栄養をとる時間がないという、日々の大変そうな話も。それも1人だけではありませんでした。
大変な人手不足の時代の影響もあり、働き改革と言われるのに、社員への負担は増すばかりのようです。なんとかしたくても、個人の力ではどうにもならないと。
反面、女性活躍推進法の影響でマネジャー職に昇格させられ、やりがいを感じていたプレイヤーとしての仕事を取り上げられた苦悩を話した人も。
心の栄養も大事だけど、これからの働き方をどうするかが、個人的には最大のテーマだと呟いた人もいました。
多忙な毎日に追われている人の一人が、終了後に「定年女子カフェが心の栄養」と伝えてくれました。
たしかに!
こうやって話をすることも、きっと心の栄養になっていますね。
定年女子カフェは、毎月第2土曜日の開催で、偶数月はしゃべり会、奇数月はとくいなタイム。
悩みや不安は尽きないのは、定年女子皆同じ。
元気をもらったり、気づきをもらったりと、おしゃべりの力は大きいと信じて、いろいろおしゃべりしながら、少し改善されればうれしいですね。
どうぞ心の栄養を摂りにいらしてください。
★★★★★★
次回、9月9日(土)の定年女子カフェは「とくいなタイム」。
テーマは、「『自由人』という生き方」。
とくいニストは、早い段階から、定年以降働かないと決めていた戸苅康子さん。
なぜ定年で退職することを選んだのか、その決断に至るまでの検討・準備、退職後のイメージづくりとその後の暮らし方等、「働かない選択」をした定年女子の話を聞きにきませんか。
リアルの定員を増やすため、いつもと違う会場にて行います。
くわしくはこちら
皆様のご参加、お待ちしています!
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