6/27(土)第5回「定年女子カフェ@Zoom」★夢中なことしゃべり会★のレポート


5回めの「定年女子カフェ@Zoom」は、
解決しゃべり会のゆるゆるバージョンで、「夢中なことしゃべり会」。
みんなでしゃべり合いました。

★日時★
2020年6月27日(土)20:30~22:00

★場所★
各自のご自宅(オンラインでの参加)

★テーマ「なぜか今どきマイブーム」★
環境の変化や、年齢を重ねていくうちに変わってきた夢中なこと。
ずっと変わらない夢中なこと。
それほど夢中ってわけじゃないけど続けていることや気になっていること等々、
定年女子のみんなでしゃべり合いました。

★★★
 

スタート~自己紹介タイム

オンライン開催でしたが、今回の参加者は全員東京都在住。
在宅でワークで頑張っている、もう会社辞めたくなっちゃう、大変だったからヘトヘト、これからがどうなるか心配、等々仕事内容や働く環境が激変した定年女子が勢揃いしました。
今後のことを考えたくて、いろんな人と話したくて参加、という声も。

 

夢中なことはスポーツ

見るのも、やるのも、スポーツに夢中な人は多いけれど、Cさんのマイブームはサッカー。
2010年の南アフリカW杯がきっかけでハマり、2014年W杯をブラジルまで見に行ったそうです。
その後Jリーグ鹿島アントラーズのサポータになって鹿島スタジアムに通い、2017年W杯のロシアには1人で参加したと聞いて一同びっくり。
次のカタールにも行きたくて、そのために働いているようなものと笑っていました。
W杯観戦は自分でチケット確保するし、試合会場の往復には数時間かかるなど、移動や安全確保も大変。
サポーターの気持ちだけでは乗り越えられないいろんな壁があるようです。
日本人がもっと行きやすくするための何かができたらいいなと妄想しているのだとか。
スポーツをやるのも大好きでずっと続けているそうですが、いくつまでできるかと考えると、見る方だったらずっとできるって。

 

語学で可能性が広がる

ず~っと好きなのは英語、英会話だと言ったMさん。
前は全然話せなかったけど、世界を放浪してから話せるようになり、好きになったそうです。
英語は、アメリカだけでなくいろんな国の人との共通言語だから。
一人でしゃべったり、アメリカのドラマを見たり。
サッカー好きのCさんも、W杯に行くために英語力をフル活用したそうです。
そんな話から、そう言えば英語しゃべって楽しかったのは、海外の好きな映画俳優のファン交流のときだった、とHさんは話しました。

Kさんはドイツ語を上手にしゃべりました。
彼女がドイツ語を始めたきっかけも、東ドイツの体操選手が好きだったこと。
今はコロナでドイツ人も帰国してしまい、ドイツ語を喋る機会が減ってしまったと嘆いていました。
「好き」の力って、大きいですね。
好きな人、好きなことのためだったら、楽しくがんばれますものね。

 

子どもの頃から大好きなスヌーピー

小さいときから大好きなのが高じてスヌーピー好きが集まるスヌーピー朝活をやっているKさん。
SNSでスヌーピーのおもしろ発信をする人がいたので声をかけ、始めたそうです。
それぞれがスヌーピー情報やスヌーピーグッズを持ち寄り、見せ合い、語り合うスヌーピー朝活。
Kさんのお気に入りはスヌーピーのドイツ語版。
チャーリー・ブラウンのセリフをドイツ語でしゃべってくれました。

 

ダジャレは世界を救う?!

定年女子カフェ@Zoom開催中に、いろんな人の話をきっかけに次々とくすっと笑えるダジャレをチャットに書き込んでいたAさん。
3年前に日本だじゃれ活用協会認定のファシリテーターになったそうです。
ダジャレは、小学校の授業にも「ダジャレ」という単元があるコトバ遊びだそうで、高齢者施設でもワークショップをやるくらい、老若男女誰でも楽しめるのだとか。
今は、オンライン(Zoom)でダジャレのワークショップやダジャレ合戦をやっているそうです。
ダジャレとオヤジギャグの違いも教えてくれました。
Aさんは趣味のダジャレを職場にも活かそうと思っているそうで、
「ダジャレのあるところにハラスメントなし。ダジャレで健全な明るい職場を!」って。
一同笑顔とともに納得。

 

音楽も夢中なことの定番か

「考えてみると、何かしら楽器をやってるなあ」と語ったHさんは、中国の弦楽器、二胡をやっていました。
今はコロナでクラスもお休み。
音楽がなきゃ生きていけないほどじゃないけど、みんなで弾くのが楽しいからやってるから、それがなくなると練習する気も落ちてしまうんですって。
「二胡って何?」
「どんな楽器?」
興味津々の人も。

そこに「ニコニコ弾く二胡」とAさんからダジャレが入り、「それがニコニコ弾けないの~💦」とHさんが答える一幕も。
Aさんのオンライン画像の背景にはハープが見えて、みんなの注目が集まりました。
レンタル中だそうで、膝の上に載せて弾く小さなマイハープもお持ちだとか。
コロナで家に居る時間が長くなり弾いているそうで、弾けるようになったらyoutubeにアップするとのことなので楽しみにしたいと思います。
楽器は、弾くこと自体そのものの楽しさもさることながら、みんなで合わせたり、発表したりするのも楽しい。
夢中なことというのは、それだけでなくそこからの広がりが楽しい、という側面もありますね。

 

これからマイブームになりそうな気がする「ボードゲーム」

コロナ騒ぎの直前に、ヒトリデ倶楽部のはやしさんからボードゲームの楽しさを聞いた私は、一度はやしさん主催のボードゲームの会に参加させてもらったところ、すごく楽しかったので、これから色々覚えたくなりました。
ボードゲームは、昔々お正月に百人一種やカルタをやるような感覚に近い気がします。
さらにいいのが、初めて会う人ともゲームを通じてたちまち一体感ができ、夢中で遊んでしまうこと。
参加者からは、「ボードゲームってなに?」「何をやったの?」「何人でやるの?」「その集まり、興味ある…」などなど、知らないことには興味津々の定年女子たちです。

前回の定年女子カフェで、将来からだが弱っても楽しめるものって何だろう?と考えて麻雀に注目していると話したのですが、ボードゲームもそうかもしれない、と思いました。
人とコミュニケーションしながら楽しめる「何か」をいろいろ、今から少しづつ覚えておくと、楽しい老後が待っている気がします。
いずれヒトリデ倶楽部のはやしさんに定年女子カフェに来てもらって、ボードゲームで遊ぶ楽しさを教えてもらいたいと考え中です。

 

「夢中」と言うほどじゃないけど

コロナでメンタルが落ちないようにと、マインドフルネスやヨガなどを始めたら、
オンラインでゆるく始められて楽しいというHさん。
オンラインだからこそ、お試しできたりゆるくできたりするメリットも。
オンライン、ありがとう!ですって。

かつて「マイブーム」の言葉を生んだのは、みうらじゅんさん。
彼はマイブームと言いながら意外に飽きる、でもずっとやってると思わぬところで科学反応が起きてワクワクするんですって。
「またやってる」じゃダメで、「まだやってる」と言われるようでなきゃ、とも。
みうらじゅんネタを教えてくれた副委員長(勝木)は、目下甥っ子ちゃん(中3)とのZoom勉強会で因数分解を教えるのに予習する日々だそうです。

「夢中」って言うとハードル高くて、それほどのものはないなあ、とつい思ってしまいがち。
だけど、ある瞬間にすごく夢中になることってある。
そんなときはとてもエネルギッシュに動いていてるときでもあり、すごく楽しんでいるという話も。
アルアルです。
仲間がいるからこそそうなることもあるし、たった一人でもひょんなっかけですごい瞬発力を発揮した経験を思い出した人も。
いくつになっても、こういうことが1年に1回くらいあるといいですね。

夢中なことがない人生って寂しいかも、ど思っていたけれど
いろんな話を聞いているうちに、
過去にやっていたことを思い出してまたやりたくなったり、
忘れていた「好きだったこと」を思い出したり、
知らなかったけどやってみようかなと思ったりすることも・・・。
それほど夢中じゃなくてもいろんなことをやっていると、
これから楽しめそうな機会が増えるのかもしれないと思うきっかけにもなりました。
こんなふうに話しながら、
新たに楽しめそうなこと、興味あることが一つづつ増えていくのも、悪くないなと思います。

 

参加者から定年女子トーク実行委員会への提案が

そこそこ長く生きてきた定年女子たちは、それぞれ今までにいろんなことをやってきたことがわかります。
そんな話を聞いていたら、参加者の一人から
「お金をとるまではいかないけど、人よりちょっと得意なコトって、みんなあるでしょ?
定年女子のなかで、そういうのを教えてくれるような形ってできないかしら?」
という提案が出てきました。
「たとえば編み物とか、手話とか、教えてくれる人いないかな、
センセイまで行かなくても、ちょっと教えて!って聞けるといいなあと思う。
みんないろんなことやってるから、麻雀とか、英語とか、楽器とかだって、教えてもらえそう。
ダジャレもすごくおもしろそう。
いろいろ教えてもらう中で自分が将来続けたいものが出てきたらいいなと思うの」
って。

たしかに、定年女子はみんなそれなりにキャリア積んでいるし、得意なものとかおもしろい趣味とか、いろいろあるはず。
そう言えば、5月の定年女子カフェ@Zoom「知恵袋しゃべり会」のときにも
年をとっても楽しめることを今のうちに少しづつ覚えたい、やりたいという声が上がっていました。

定年女子間でいろんなことを教え合えたらいいですね。
委員会では、そんなことも今後いろいろ考えていけたらと思います。

ご参加の皆さん、どうもありがとうございました。

ネットや本で読むだけじゃなくて、
人の話から新しい知識や情報を得たり、
トークで新しい発見ができるのはおもしろいですね。
 
次回の定年女子カフェ@Zoomは、「知恵袋しゃべり会」。
7月25日(土)昼の開催です。

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