2/12(土)定年女子カフェのレポート

これまで毎月第2土曜日は、シェアカフェ(ウナカメ)を丸ごと「定年女子カフェ」としてオープンしてきましたが、今月から刷新。

「定年女子カフェ」は、シェアカフェ(ウナカメ)でオープンしている他のカフェとコラボし、私たちは奥の部屋のみを借りてオープンすることになりました。
それによって、これまでのセルフ形式のフリードリンクとは違い、ウナカメ内で素敵なメニューを展開するカフェの一角で「定年女子カフェ」を開くことができるようになりました。
おかげで、これまで以上においしく気持ちのよいカフェになり、今月いらした人たちからも好評です。

◆日時=2月12日(土)
  ■1回目 13:00~14:30
  ■2回目 16:00~17:30

◆開催方法=オンラインとリアルのハイブリッド開催
  リアル=ウナ・カメラ・リーベラ(JR中野駅 徒歩3分)
  東京都中野区中野2丁目12−5 メゾンリラ 101
  ☆今月はカフェ「月と田んぼ」さんとコラボです
  オンライン=Zoom

◆テーマ=定年女子の未来

◆参加費=500円

いろいろなことが変化し、進歩していく今の時代。
これからの社会はどうなっていくんだろう? 
私たち定年女子の未来はどうなっているんだろう?

私たちの未来を語り合うことに先立ち、まず委員会からは今の平均寿命や平均余命とか、今の超高齢化社会がどんな感じなのか、ざっとデータをお示ししてから、さあ、おしゃべりスタートです。

13時~の回では、海外(ネパールのカトマンズ)からの参加の方からの海外事情の話をきっかけに選択肢がものすごく増えそうだね、という話で盛り上がりました。
それに対して、「でも言葉の壁が…」という意見にも、これからますますICTが進歩して、そんなの全然壁じゃなくなるんじゃない?という力強い意見も。
いかにもな感じのITではなく、操作なんか不要になったり、アクセサリーみたいに小さくなったり、今の考えかたとは全然違う形になるかも?
実際、iPhoneだって、15年前にはこんな使い方は全然想像できなかったものね。
もうすぐ定年。雇用継続しないと決めたんだけど、やり残したことないかなと気持ちが揺らいでいると言っていた人も、今は明るい未来への準備期間なのね、と気持ちが前向きになった様子が見られました。
終了後はカトマンズの風景をみんなに見せてくれて、エア旅気分です。

16時~の回では、最初の超高齢社会の現実を見て「ひえ~!」の声が上がりました。
出てきた話は、
今のことで精いっぱいで先のことはまだ全然考えられない、
雇用継続しながら少しずつやりたいことにシフトしていくつもりで定年を待つつもりだったのに、コロナで状況がガラリと変わってしまった、
周りのおじさんを見てると全然幸せそうじゃないしこれからどうしようか迷う、
雇用継続を選択して65歳まではお勤めすると決めているけど、その後は何ができるのか、これから考えていかないと…などなど。
そこで、10年後、20年後、どんな働き方をしたいかというところから逆算し、ちょうど2日前に講座を受けてみた委員長の体験なども話しながら、どんなふうに未来を考えていこうかとしゃべりました。

改めて思うのは、時代の変化、スピードです。
今では当たり前になった交通系電子マネーのカード。おばあさんから「切符を買うのを手伝って」と声をかけられ手伝ったことがあるというEさんは、「あのおばあさん、きっと交通系カードの存在自体を知らなかったのだと思う」と話してくれました。
私たち定年女子がこれからも楽しくおもしろく生きていくためには、この変化をいかに受け入れ、うまく対応し、活用していくかが、今後ますます重要になっていくことをひしひし感じます。

回によって全然違う展開でしたが、どちらも盛り上がり、とても楽しい定年女子カフェでした。
ご参加の皆さん、どうもありがとうございました。

これから、奇数月はリアルカフェのオープンとし、
偶数月はリアルとオンラインのハイブリッドのしゃべり会、という形でしばらくはやっていく予定です。

3月は、「私の未来」を考えるためのワークショップの予定です。
お楽しみに。