夏休みシーズンのこの時期でしたが、全国から10人が集まり、途中からグループに分かれてしゃべる、しゃべる、しゃべる・・・(笑)。いろんな冒険トークに花が咲きました。
初参加は10人中3名でしたが、既にFacebookグループには参加していたり、同世代だったりなどで、「初めて」感はほぼなし(笑)。スタッフ3名も加わり、まずはみんなで自己紹介。そのあとは、3グループに分かれ、それぞれのグループでテーマに沿ったおしゃべりの開始です。
今回のテーマは「定年女子的な冒険」。参加者は、冒険した人、したい人はもちろん、冒険なんかしていないけど冒険の話を聞きたい人、などなど。どこのグループでも、「私は冒険なんかしていないんだけど・・・」と言っていた定年女子たちも、話を掘っていくと、「いやいや、それ、冒険でしょう?!」と周りに突っ込まれることたびたびでした。
そう、自分にとってはどうってことないことでも、他の人から見るとすごい冒険だったりするのは、定年女子カフェではよくある話です。
グループでの語り合いの後は、それぞれでどんな話があったかを共有しました。
中には、退職後にフランスに短期留学し、戻ってきたばかりで参加した定年女子も。フランス留学中は、通常なかなか行けない地方にあるお城に行き、城主さんにお城の管理などのお話を聞きながら、お食事をする機会などもあったそうで、うわあ~!冒険!と興味深かったです。
地域のつながり作りに動こうと現在画策中の人や、実際にもう動き始めていた人もいて、それぞれがどんな風に考えているのかを聞かせてもらいました。社会課題にどう対応していくか、私たちができることは何か?そんなことを考えたり、実際に動いたりしているのも、素敵な冒険です。
定年直前に会社を辞めた人は、ある人に「何を優先する?」と聞かれたのがきっかけで、「これからは楽しいことだけをしよう」と考え、会社を辞めることを決めたのだそう。今も楽しいことだけをやろうとしているのだとか。これも素敵な冒険ですね。
また、参加者とスタッフで計13人のうち、二地域居住先から参加した人が3人いたのも、夏休みらしいことでした。その二地域居住先も、海の近くだったり、山だったり…。二地域居住を始めて10年以上経った人がいるかと思えば、この夏に二地域居住に初トライという人も。ちょうど、将来は二地域居住もいいかなあと考え始めていた人は、参考になる!と興味津々。
仕事をしながら、長く二地域居住をしてきた人が最初に語ったのも、「私は冒険なんて何もしてないんだけど…」でした。そう言う彼女は、10年を一つのタームと捉えており、次の10年はどうしようかなあと思いを巡らせているようでした。
最後にシェアされた冒険も、とても興味深い内容でした。
その話をしてくれた定年女子は、これまで定年後は働きたくない、自由になりたいと、そればかり考えてきたのですが、同世代の男性が、退職後にどうするかというと健康や死ぬまでの準備の話ばかりしているのを聞いて腹が立ったそう。そこで、これからの生き方についてアメリカの資料を探していたところ、「寿命は自分が決めている」という資料に出合ったそうです。自分のことを「トシだから」「〇才だから」と思っているからそうなるのだ、「自分は20代」と思って過ごすと、血圧も血糖値も下がり、姿勢もよくなる…。これは実験でも証明されたのだとか?!
それを知った彼女は、以降「私は20代だから」と思って、20代らしい行動、美容・ファッションに心がけて約3か月。その結果、歩く足取りも軽くなり、肌ツヤがよくなり、5kgも体重が減ったのだそう。彼女は、自ら「私は20代だから」の成果を示したわけです。
これはすごい冒険だ~!やっぱり、何事も心持ちなのですね。定年女子も、これから「私は20代だから!」と思って暮らすことにしましょう!そんな冒険話を全員で共有して、8月の定年女子カフェはお開きとなりました。
今月も、とても楽しい定年女子カフェでした。
ご参加の皆さん、どうもありがとうございました!