6/11(土)定年女子カフェのレポート
毎月第2土曜日の定年女子カフェ。
6月はしゃべり会、テーマは「仕事の女子先輩から学んだこと、仕事の女子後輩に伝えたいこと」でした。
当日になって飛び入り参加も加わって、楽しい時間になりました。
★★★★★★★★★
■日 時 6月11日(土)
1回目 13:30~15:00
2回目 16:30~18:00
■場 所 ウナ・カメラ・リーベラ(JR中野駅 徒歩3分)
東京都中野区中野2丁目12−5 メゾンリラ 101
*オンラインとリアルのハイブリッド開催
★★★★★★★★★
テーマは「先輩女子」「後輩女子」。
先輩女子に教わることってマナーや服装、お酌の仕方など、しつけ的なことが多かったよね・・・なんて昔話から始まりました。私たち定年女子の場合、寿退社(結婚で退職することをこう言いましたね)と出産退社が多かったから、どんどん女性は辞めて行って、先輩ってホント少ないという話は、どこの会社も似たり寄ったり。
「先輩はどんどん辞めたけど、役員になった先輩もいる」
「先輩も同期もみんな辞めちゃって、中途採用で私よりずっと優秀な年下女性はいるんだけど、東京では気づくと私が最年長女子社員。定年後も継続雇用を選ぶつもりだけど、そうなると私が女性初になる」
「うちの会社は、結婚退職だと退職金が積み増しになるの。男はそういうのないんだけどね」
という話には、みんなびっくり! 今もですって!
それって、女は結婚してさっさと辞めろという会社のメッセージですよね〜
定年女子は、その少ない先輩女子とどうやってつながってきたのでしょう?!
「当時先輩が4階にいて、当時4階にしかFAXがなかったから、FAXの送受信に行くときに先輩とよく話した」
うっ! FAX懐かしい…。
「営業の女性が少なかったから、”営業女子会”というコミュニティを作って全国の支店の女性とテレビ会議でランチ会やってた」という話も。すごい!がんばってますね。
でもそういうのも最初は盛り上がるんだけど、続けていくのは大変で、結局コロナであまり活性化していないそうです。いいことだけど、事務局の負担が大きいのでしょう。残念ですね。
お勤めしていれば、それはすなわち職場コミュニティに属していることにもなっていたのでしょうが、今はそんな時代じゃない。それに職場の知り合いも、コロナ禍もあって会社で毎日会わなくなるし、コミュニティが作りにくくなっています。参加者の一人の勤務先は、今も基本的にずっと在宅勤務。出勤してもほとんど人は来ていないし、必要ならオンラインで話すけど、朝礼も終礼もないのが変わらず続いているのだそうです。
オンラインもいいけど、雑談しにくいですね~。
そもそも先輩女子が少ない定年女子ですが、会社のコミュニティが成立しにくくなっていく今、先輩女子に話を聞く、先輩女子を見ながら自分の将来を考える、ということは、今後ますます難しくなりそうです。これからは、自分でコミュニティを作っていく時代。自分でコミュニティを作らなきゃ、ということをみんなで再確認したのでした。
「相談できるところ、話したいところ、頼れるところを、一つに決めず、複数持っておけばいいよね」という話も。
新卒からずっと同じ会社に勤務している人からは、「知り合いの知り合い、あの仕事の時の関係者、など、関係なかった人ともつながることが多いのは、長年会社にいたからこそ」という話も。
そうですね。継続の力ってそういうことにありそうですね。また、会社の場合は合併や再編があると、難しい半面、逆に以前の社友と結束することもあるようです。コミュニティも、一朝一夕でできるものではないし、いろんなつながりをじっくりゆっくり作っていくことは大事なのでしょう。
先輩後輩からどんなことを学んだ?伝える?というつもりのテーマでしたが、話してみたら、それ以上に大事なのは、自分のコミュニティを作ることだね、という確認につながっていきました。
ご参加の皆さん、どうもありがとうございました。