11/12(土)とくいなタイム「定年女子の就職事情」レポート

定年女子はみんな、何か得意なことや知見を持っている。
定年女子カフェ奇数月のプチイベント「とくいなタイム」は、定年女子の得意なコトをちょこっと教えてもらう時間です。

今月のテーマは「定年女子の就職事情」。60歳以上に特化した人材サービス会社に勤務する定年女子の阿知波さんにお話を聞きました。
 

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■日 時   11月12日(土)13:00~、16:00~の2回

■場 所  ウナ・カメラ・リーベラ(JR中野駅 徒歩3分)
東京都中野区中野2丁目12−5 メゾンリラ 101
※定年女子カフェを開催しているいつもの場所の奥の小部屋

■テーマ  シニアの人材会社に勤務する定年女子から聞く、定年女子の就職事情

■とくいニスト 阿知波 弓子さん
大学卒業後、教育関連企業に就職。営業・人事業務を経験後、金融系派遣会社へ転職し、人材派遣営業・人材紹介コンサルタントを経験。その後、公共機関でのキャリアコンサルタントを経て、現職のマイスター60にてシニアに特化した人材コンサルタントに従事している50代後半の定年女子。趣味はフラダンスとキャンプ。
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これからのお仕事事情は、定年女子にとって気になることの上位。どんな仕事があるのか。雇用主側はどんな思いなのか。実際に働いている人はどんな感じ?そんな現実を知りたくて、シニアに特化した人材サービス会社にお勤めの定年女子から現場のお話を聞き、私たち定年女子の心がまえも再確認しました。

阿知波さんから聞いたお話から、一部をご紹介します。

・定年を意識し始める平均は、50.7才
 ⇒定年まであと3年の参加者からは「私、50歳の時、何考えていただろう?」というつぶやきがありました。

・定年女子によくあるのが、自分をアピールするあまり、話が止まらない人。それだけでNG
 ⇒相手の意向をどうくみ取ろうとしているかが大事、ってことなのでしょうね。おしゃべり好きな定年女子には耳の痛い話ですね。

・就職で成功する人は、「やりたいことが明確な人」「給料にこだわりすぎない人」。

・これからの働く動機や目的はなんだろう? を考え、そこからどんな働き方があるかを考え、そのためにどんな就労条件の幅を持たせるか、という話を考えよう。

・世の中には本当にいろんな仕事があるから、勤務中でもハローワークや転職エージェント登録などで、いろいろ情報集してみるといい。

などなど。
話を聞けば聞くほど、頭ではわかっていたつもりだけど、自分のこととなると意外にわかっていない、と思うことがいっぱい。思わず、ドキッ!です。

そして、実際にこんな仕事をみつけて、その後どのように働いているかの何人かの事例を見せてくれました。

興味深かったのは、定年後再雇用終了後に週3日アルバイトでコールセンターのオペレーターの仕事を始めてた人の話。

4年経って今、69歳だそうですが、SV(スーパーバイザー)の誘いを受けているんですって。コールセンターは声が勝負。顔を見せない仕事なので、年齢のハンディが低いし、臨機応変な対応ができるのも定年女子ならでは、という話には、なるほどね…と思いました。

参加者からも、いろんな質問が出ました。

・今からとる資格として就職に有利な資格って何ですか?
・専門性を活かすのと、キャリアチェンジを考えるのと、どっちがいいんでしょう?
・今、とりたててやりたいことがわからないんですが・・?
・「就職」と言う点では、若者もシニアも、心構えは同じなのかな?

などなど。どれもコレ!という正解があるわけではないので難しいですね。たしかなことは、キャリアの棚卸しや、ライフプラン(いくら必要?いつまで働く?)の検討を重ね、自分なりに考えるということでしょうか。

ご参加の皆さん、どうもありがとうございました!
 
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次回の定年女子カフェは12月10日。定年女子としての今年1年をふり返ってみましょう。
この1年、自分の身にふりかかったこと、迷っていること、これからに向けて考えたこと、チャレンジしたことなどなど。
リアルとオンラインのハイブリッドで自由にしゃべくりあうしゃべり会です。
 

~定年女子カフェは毎月第2土曜日に「ウナ・カメラ・リーベラ」でオープン中のカフェとコラボ開催しています~

定年女子カフェの会場「ウナ・カメラ・リーベラ」は、東京都中野にあるシェアカフェ。いろんな人が1日単位で借りて自分がやりたいカフェをオープンするスタイルです。

★ウナ・カメラ・リーベラのInstagramはこちら★

 
なお、「とくいなタイム」以外の時間はフリータイム。
フリータイムは「とくいなタイム」に参加しない人も、ウェルカムです。

皆さんのご参加をお待ちしています!