毎月第2土曜日にオープンする定年女子カフェ
偶数月の定年女子カフェは、テーマを決めて自由に語り合う「しゃべり会」です。
今回もオンライン開催で楽しく語らいました。
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◆日時 :2026年8月8日(土)
13:30~15:00(オンラインZoomにて開催)
◆テーマ:夏のひとり旅、行くならどこ?何をしたい?
◆参加者:6名+スタッフ3名(計9名)
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暑い夏はゆる~く楽しい話題で、ということでテーマは「夏のひとり旅、行くならどこ?何をしたい?」。定年女子は旅好きの人が多く、しゃべりたいテーマなのではと思いきや、参加者は少なめでした。
だったらグループに分かれないで、みんなでワイワイ話しましょうと、最初から最後まで全員で語り合う会に。これが思いのほか濃くて、脱線も含めて情報が飛び交う90分となりました。
◆まずはいつものように自己紹介
今回は初参加が2人。首都圏を中心に、大阪からも。中には沖縄と東京の二拠点生活をしていて今沖縄にいるけれど、ちょうど台風で缶詰めになっているという人もいました。「身動きがとれないので、皆さんとお話できたらと思って参加しました」とのこと。台風がしゃべる機会を運んでくれました。
働き方は正社員、非常勤の教師、公共機関の職員、個人事業主、そして会社を辞めて間もない人、ほぼリタイアドという人まで多彩でした。
◆話題をひとつ「旅のタイプに年齢は関係ない」
旅の話題のひとつとして、スタッフからひとり旅特化メディア「ソロトリマガジン」の調査レポートを紹介しました。ここでは調査回答をもとに旅のスタイルを「旅をまるごと楽しむタイプ」や「連れられて旅がひらくタイプ」など、8つのタイプに分類したのだそう。
面白かったのは、旅のタイプにもひとり旅デビューの年齢にも、世代による差がほとんどなかったこと。また、ひとり旅の未経験者ほど、計画が苦手な「風まかせ」タイプが多いという結果もありました。つまり、ひとり旅未経験者に足りないのは勇気ではなく、計画なのかもしれない、というわけです。
◆ひとり旅をしないと「サバイバル能力」が落ちる?
最初の話題は、参加者のこんな問いかけから。「ひとり旅ってやらないといけないことなのか、それともやめちゃっていいことなのか、今すごい悩んでて」。リタイアした友人が増え一緒に行ける相手には困らない、それでも「ひとり旅をしなくなると、サバイバル能力が自分から無くなってしまうんじゃないか」と、無理やり年に一回は一人で旅しているのだとか。
この「サバイバル能力」という言葉に、スタッフから「一人で行きたいのに行けない、行けないけど行きたい」を繰り返しているという告白が。怖いというより億劫、歳をとることで物事に億劫になっている自分を感じる、のだそうです。
それ、私も共感するなあ。どこへ行くか決めて、その準備、知らない土地で思いがけないことがあったら…なんて考えると、つい億劫に。その億劫を乗り越えることこそが、サバイバル能力を鍛えているのだけれど。
◆便利になったのに、なぜか腰が重い
ここから話は「昔と今のひとり旅は別物では」という方向へ。「昔、学生だった頃はインターネットがなかった。だから飛行機チケットだけ買って行っちゃって、ホテルも向こうで探すみたいな旅行だったから、怖いけど何の準備もいらなかったんですよね」。ところが今は、美術館もネット予約必須、国によっては現金が使えず決済アプリの事前インストールと認証が必要。「同じひとり旅でも今の方がめちゃくちゃめんどくさい」という指摘に、皆さんのうなずく声が続きました。
実際、eSIMを入れたのに電話がかけられずパニックになった、という体験談も。「思いがけないことってあるし、年々いろんなことが変わってくるので、やっぱり最新情報はチェックしないと」。一方で、「サバイバル能力は新しいことに何でも挑戦することじゃないのかな」「変わることが前提。どうしても変わっていくから、やっぱり自分が合わせていくしかない」といった声も聞かれました。
◆一人ごはん、どうしてる?
盛り上がったのが食事の話でした。「一人だと一品しか頼めない」「格式のあるお店に一人で入るのは無理」「地方だと、女性一人でお店に入ると白い目で見られる雰囲気を感じる」など、悩みは尽きません。
対策として挙がったのは、現地の友人に予約してもらう、ワインバーなど量の少ない店を選ぶ、出張先でなじみになったお店の人に一人で行けそうなお店はあるか聞いたり、おすすめを教えてもらったりする。また、飛行機で隣り合わせた人や現地で会った日本人に食事の情報を聞いておくといい、というアドバイスもありました。悩みは多いけれど、対策もドンドン出てくるのが定年女子の知恵です。
◆誰と、何人で行くか
終盤は「そもそも何人で行くのがいいのか」という話に。二人で行くなら相手もひとり旅ができる人に限る、という声が多くの人から出ました。たとえば、別行動をするけど夕食は一緒に食べるとか、運転を全部してもらう代わりにガソリン代とレンタカー代は自分が払うとか。
そんなふうに「分担しあう気持ちがないと続かないんですよね」という声が聞かれると、それで思い出したとばかりに、姉弟旅行をアレンジしたら弟が全部おんぶに抱っこで、次はどうしたらいいんだと聞かれてムッとした、という笑い話も出ました。
旅のタイプによって適切な人数は違う、という意見も。たとえば、シュノーケリングするなら四人。泳ぎたい人と昼寝したい人に分かれても成立するからだそう。また、人数によっての良さがそれぞれあるとの声も。一人なら好きにできて楽、二人なら一人では入れない店に行ける。旅の目的によって、何人で行くのが適しているのかを考えるのも、計画時のポイントといえそうです。
◆皆さんからの感想
話は尽きませんが、楽しいおしゃべりの時間はあっという間に過ぎます。最後に、皆さんから一言ずつ感想をいただきました。
「ひとり旅に行きたいっていう人ばかりかなと思ったら、そうでもない人の意見も聞けて充実していました。私はまず、ひとり旅はツアーから始めようかなと思います。」
「日本の地方でも世界のどこの国でも、意外に知り合いや仕事関係なんかでつながりがあって、そこから地元情報が聞けたりする。それが大人のひとり旅の役得かな。」
「私がよく海外旅行していた頃とだいぶ状況が変わっていることを、今日初めて知りました。」
「旅の先輩方がいっぱいいて、話を聞いているだけで勇気をいただきました。ひとり旅を不安と思うだけじゃなくて、調べたり計画したりする過程も楽しんで行ってこようと思います。」
「やっぱり年に一回ぐらいはひとり旅をする方がいいのかな、というのが結論。旅行の準備を分担できる旅友達を、これからも大切にしようと思いました。」
「多分今回もいろいろ失敗すると思うんですけど、無事に帰って来られればいいかな、ぐらいの気持ちで一ヶ月ひとり旅に行ってきます。」
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旅をするには、いかに調べるかに尽きる。昔と違って、調べないと旅は楽しめない。とはいえ、調べるには時間も労力もかかる。複数人で行く旅行は準備を分担できればいいけれど、分担する相手のレベル感の問題もある。腰が重くなる要因は、どんどん増えているんですよね。
けれど、何年かしたらいろいろ進化して、準備がすごく楽ちんになっているかもしれない。そんな願望を抱きつつ、でも、その時まで自分が元気でいるかはまた別の問題。だったら、待ってなんかいられません。行きたいと思った時が、行きどきです。
ご参加の皆さん、ありがとうございました!
(文責:勝木雪子)
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【次回の定年女子カフェ オープン予定日】
◇2026年9月12日(土)とくいなタイム ※リアルのみの開催
50代で大学職員を早期退職し、九州から上京。鍼灸の勉強をして鍼灸師になった山内美代子(ラジ)さんから、思う仕事に転身して開業するまでのお話を伺います。大人の女性のためのセルフケアも教えてくれますよ。
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◆10月は定年女子フォーラムを開催!
10月は定年女子カフェをお休みし、10月17日(土)に「定年女子フォーラム」を開催します。“私”の未来を考えるためのワークショップと、5人のパネラーをお招きしそれぞれの現在地を語っていただくパネルディスカッションを行います。ぜひご参加ください!
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